韓国の引越し文化|ジャージャー麺

引っ越しそばって、配るもの?食べるもの?引っ越し先が都会だった私にはあまり縁のなかった引っ越しの儀式。先に上京していた兄に「引っ越しの挨拶はない。変な人だと思われる。」そう言われたことをふと思い出した。

私はでっかいスーツケースに希望を込めて韓国までやってきた。韓国人の彼のおかげで家探しには困らなかった。
小さなワンルームが私のお城になった。

韓国の一般的な部屋は、基本的に家具家電が揃っている。私が契約した家は
冷蔵庫・洗濯機・クローゼット・机・IH・エアコン・テレビ・ベッドフレーム がついていた。テレビはもともと見ないし、ベッドフレームも必要なかったので、先にいらないと話したところ、別の部屋に持って行ってくれた。

いきなり部屋に言った段階でここまでそろっていると本当にありがたい、、
と思いながら掃除と荷解きをした。ふと、引っ越しそばを思い出した。彼に

ねえ、引っ越しそばって食べる?挨拶とかはするの?

日本でもしたことはないが、ここは日本人を見せておきたいところ。なんて思ったが、あっさりと兄と全く同じ言葉が返ってきた。

「変な人が来たと思われるから挨拶はやめなさい」

ふうん。そうらしい。韓国では引っ越しの挨拶はしないのが一般的らしい。ましてや粗品を持っていったら、何か危ないものでも?!となってしまう恐れがあるらしい。危なかった。

それと、引っ越しにはジャージャー麺を食べるらしい。韓国は日本よりも配達文化が発達しており、配達料金もかなり安く、商品自体も店で食べる価格と同価格なようだ。引っ越しの日は忙しくて疲れているから、簡単に食べれるジャージャー麺を食べるらしい。

日本でもあんまり食べたことないけど郷に入っては郷に従えだし、配達ではなく近くの店に出向いてジャージャー麵を食べることにした。

なんだこの食べ物は..?とっても黒い。

私が想像していたのは麺に甘辛いひき肉が乗っているもの。く、黒い。初めての食べ物に驚きながら、かき混ぜて一口。私の知っている味ではないが、甘さに香ばしさ、たっぷりの玉ねぎとゴロゴロ入っているお肉。おいしい。
付け合わせで出てくるたくあん(酢漬けに近い味)でリセットしながら食べるのが最強においしい。

ははーん。私は引っ越しそばならぬ引っ越しジャージャー麵で完璧なスタートを果たした。

おいしいご飯は私を救う!

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